臨床検査技師の求人を作成する前に確認すること

臨床検査技師という医療技術職になりますので、求められる検査内容に適した経験のある方からの応募が来るように求人票を作成する必要があります。もちろん、その後の選考によってお人柄や求める役職などによって、その他の判断材料が必要かと思いますが、まずはスキルのミスマッチを無くすことが大切です。採用担当者の場合、詳しい事がわからないケースも多い事と思いますので、臨床現場に事前に確認しておくと良いです。
スキルのミスマッチを無くすには、仕事内容をより詳しく記載しましょう。検査内容・検査件数・臨床検査技師の人数等(男女比)も記載すると良いです。
記載例
検体検査(生化学, 免疫, 血液, 一般検査, 輸血)
生理機能検査(心電図, 肺機能, 脈波, 脳波)
超音波検査(腹部, 頸動脈, 乳腺, 甲状腺, 心臓)
件数:検体検査 100件程度/日
超音波検査 腹部 10件~15件/日
心臓3~5件/日
採血:なし
夜勤:オンコール 実働5日程度/月, 夜勤なし
検体の仕事と生理機能の仕事と日ごとのローテーション。
臨床検査技師体制:10名(女性7名、男性3名)
その他、下記が求人作成の為に事前に臨床現場に確認が必要になるでしょう。
- 募集背景
- 増員募集なのか欠員募集なのか
- 採用人数・スケジュール
- 何人をいつまでに採用するのか
- 応募に必要な経験
- 未経験の検査(超音波検査など)があっても応募可能かどうか
- 当直やオンコールの頻度
- 何人でシフト、担当を回しているのか、オンコール時の業務内容